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身近に弁護士がいない!地方在住者の債務整理

身近に弁護士がいない!地方在住者の債務整理

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カテゴリ:コラム一覧

地方在住者の債務整理は弁護士探しが困難

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借金問題は都会の人間だけの問題ではありません。地方在住者でも生活費や交際費、車の維持費などで借金を重ねる人は多く、少額の借金が積もり積もって返済が行き詰まってしまうケースはよく見られます。

借金問題の解決は弁護士に相談するのが一番確実です、地方の弁護士不足は深刻化しており弁護士が少ないどころか周りにひとりもいないという弁護士過疎地域は少なくありません。弁護士が少ない地域に住む人が債務整理する場合はどうすればいいのでしょうか。

無料法律相談を活用する

弁護士が少ない地域では法律問題をサポートするために自治体や弁護士化が主催する無料法律相談が開催されることがあります。

市役所や農協など公共の場所で開かれることが多い無料法律相談は現役の弁護士に借金の悩みを相談する絶好のチャンスです。その場で手続きができたり代理人を引き受けてくれることはないものの、債務整理に関する悩みや疑問点を相談することができるので現状の借金問題を解決するためのアドバイスが貰えます。

弁護士を紹介してもらえることもありますし、弁護士の力を借りずに独力で債務整理するためのやり方も教えてもらえます。無料法律相談は不定期に開催されているので市役所や弁護士会の工法をチェックして開催日を確認しておきましょう。

法律事務所に電話で相談する

弁護士への相談は直接会って話すだけではありません。債務整理を専門に手がける法律事務所で鼻辞める債務者を対象に無料電話相談を受け付けていることがあるので、地方在住で弁護士のところまで出掛けるのが難しい人は気軽に電話で相談してみましょう。電話相談でも相談の質は直接会って相談するのと差はありません。

借金額と借りた時期、借入先を話すだけで過払い金の金額を計算してくれる事務所もありますし、任意整理や自己破産など債務整理の詳しい手続き方法を相談することもできます。電話相談で相手の印象を確認してあらためて直接事務所を訪れればよりよい弁護士を見つけやすくなります。借金関連の資料を手元に用意して電話をかけることが借金問題解決への第一歩になるでしょう。

司法書士に依頼する

任意し整理もしくは過払い金請求による債務整理であれば、弁護士ではなく司法書士にも依頼することができます。司法書士が扱える案件は借入先1社につき140万円以下という制限がありますが、借金額が基準以下であれば司法書士も弁護士と同様に債務整理の代理人として活動することが可能です。

弁護士がいない地域でも司法書士はいるのであれば、司法書士に債務整理を依頼しても全く問題ありません。ただし、債務整理を専門にしていない司法書士に依頼しても断られる可能性があるので司法書士ガイルから安心というわけではありません。

自分で手続きする

任意整理や特定調停、過払い金請求による債務整理であれば弁護士を代理人に立てず自分で手続きすることが可能です。書類作成や債権者への連絡、債務整理交渉などやっかいな手続きを人任せにできないので非常に時間と手間はかかりますが、債務整理の手続自体は弁護士に依頼した時と変わらないので法律的な有効性に問題はありません。

遠方に住む弁護士に依頼すると通常の報酬に加えて出張旅費がかかるため50〜60万円程度の費用がかかりますが、自分で手続きすれば費用は印紙代や通信費など数千円程度で済みます。

地方在住で債務整理すると費用がかさむ

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地方在住者が債務整理しようとすると費用がかさみがちです。任意整理や過払い金など裁判所を介さない債務整理であれば問題ありませんが、自己破産など管轄の裁判所に出向いて手続きしなければいけないとなると交通費は馬鹿になりません。

弁護士に相談に行くにしても毎回交通費がかかりますし、やりとりに時間が掛かるため借金問題解決までにかかる時間も長期化しがちです。相談に出向く前に必要な資料を揃えたり、相談回数を減らすために事前に質問内容をメモにまとめておくなどの工夫をして交通費を抑える努力をしないと借金を減らすのが目的なのに債務整理のための出費で経済的に苦しくなってしまう可能性があります。

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